丸の内デンタルオフィスでの審美歯科治療の特徴として、精密歯科治療を行うことの延長線上に審美歯科があることです。
審美歯科治療のみを考える場合、建物でいう地盤の状態や地盤改良・基礎工事を重視しませんが、長年精密歯科治療を中心に治療を行ってきて、結果的に歯科審美を追及することになったということは、時代の流れについていくうちに、歯科審美にたどり着けたという、ある意味真面目な審美歯科といえるかもしれません。
審美歯科でいう基礎工事として、歯周病治療と虫歯治療という一般歯科というくくりで表現される歯科治療となりますが、日本での一般歯科治療は、全国一律料金で、歯医者なりたての先生が治療しても、大学教授やベテラン歯科医師が治療しても同じという仕組みなため、ベテラン歯科医師でも人数を多く診察することを重視せざるをえない仕組みとなっています。
しかし、東京都心部では、根管治療専門医が自由診療で診察することが、定着しており、健康保険での根管治療を受けない方が増えています。大学病院でも、保存修復治療を自費化するようになっており、健康保険に頼らない方向へ向かっております。
最善を目指す治療体系では、1時間に1人から2時間に1人しか診れず、歯科医師が受け取る報酬としては、1時間に2~3人診る健康保険とあまり変わりません。
しかし、最善を尽くした基礎工事の上に、審美歯科治療はあるべきなので、そのベクトル上に素材革命が起こり、審美歯科治療が花咲く時代がそこまで来ているといえるのではないでしょうか?
精密を重視する場合、フロアブルタイプで流し込むという操作を行います。ナノフィラータイプの場合虫歯菌の大きさ1ミクロンより小さい粒子で構成されているので、細菌の影響は少なくなります。問題は継ぎ目ですが、接着剤であるボンディングの被膜厚みは、当医院で使用している最薄タイプで3ミクロンです。
従来型は10ミクロンくらいであり、現状では、ナノフィラー+3ミクロンボンディングが材料として一番精密にできるでしょう。実際には、虫歯をしっかり取りきる操作や、湿度コントロール、周辺部の細菌コントロール、表面処理、表面研磨などが加わります。
審美を重視する場合、ダイレクトボンディング積層法と呼ばれている充填法を用います。当医院では、フォーシーズンズの後継材料のIPSエンプレスダイレクトというレジン材料を使用いたします。
歯にはエナメル質、象牙質と別れていますが、通常のレジンでは、曇りをかけてエナメル質と象牙質の色を分けずに単色で塞いでいきます。目立たない場合もありますが、天然歯に限りなく近づけたいと考えると、理想的とはいえません。
部位ごとにレシピを作成し、色を組み合わせていくことで天然歯に近づけることが中心ですが、近づけるということは、高い研磨工程や先ほどの接着技術も必要とされます。
エンプレスダイレクトの利点としては、プレスとCADのオールセラミックとの色調同色再現が可能となり、お口の中での色調をそろえることが可能です。
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