Welcome to Marunouchi-Dental-office.
ただ今、昨年6月より施行された医療広告ガイドラインに合わせた内容になるよう修正中です。
治療の説明:下前歯叢生をマウスピース矯正で改善し、上前歯は酸蝕症で短くなってしまっていた歯をセラミック治療で改善希望
治療の費用:全顎マウスピース矯正80万円、せラミック14万円×6本、ホワイトニング
治療しないリスク:酸蝕の影響を最小限にするため、口蓋側をカバーできるセラミッククラウンを選択、下前歯は、叢生で歯磨きが困難でした
治療するリスク:上前歯セラミックにするために削合、下前歯を歯列に収めるため削合
治療の説明:マウスピース矯正にて上前歯をひっこめ、古いセラミックをジルコニアセラミック4本を治療し、色も明るくなるように改善しています
治療の費用:マウスピース矯正40万円、せラミック14万円×4本、ボトックス、ホワイトニング
治療しないリスク:くいしばりが強く、前歯が突き上げられ、年々前に出てきて、歯の周りが黒くなってきて悩んでいた
治療の説明:セラミック治療による上顎歯列の右に傾いた並びを真っ直ぐにみえるように改善しています 左上1根元の黒く見える部分を改善しています
治療の費用:セラミッククラウン技工士ハイレベル1本25万円、ラミネートべニア1本20万円
治療のリスク:歯軸を真っ直ぐにみえるようにするのに歯根の位置とセラミックの位置が不自然となり、清掃性が落ちる可能性があります ラミネートべニアは歯質を大きく削ることになり、貼り付ける形状から、クラウンに比べ剥がれやすく、接着がしにくくなっています
治療の説明:上顎前歯4本の乱ぐい歯をセラミッククラウンにて歯列と歯の形状を整えています セラミッククラウンは歯を台形に大きく削り型を取って、技工士に依頼したセラミックを被せる治療です
治療の費用:セラミック1本15万円×4
治療のリスク:歯を大きく削ります 元の歯の位置に影響されるため、理想的な歯並びにはなりません セラミックなので、天然の歯質に比べ、質感が落ちます 経年劣化するため将来的に歯根が露出する部分が目立つ場合があります
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歯と歯のすき間が気になる | らんぐい歯が気になる | 出っ歯が気になる |
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歯と歯のすき間が気になる | らんぐい歯が気になる | 出っ歯が気になる |
「銀歯が気になる」 …セラミッククラウン・インレー | |
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銀歯が気になり笑えない | 銀の詰め物を白くしたい |
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ブリッジ・入れ歯を入れている | 歯を抜いて経つ | よく咬んで食事できない |
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白い歯にあこがれる | 歯の黄ばみ・黒ずみ | テトラサイクリン歯 |
東京丸の内デンタルオフィス オールセラミック治療スタイルのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
丸の内デンタルオフィスは、2004年よりインプラント治療・歯の審美性・精密歯科治療・矯正歯科治療を中心に診療を行ってきましたが、20年に一度といわれている素材・技術革新により歯の審美性が変化してきたため、皆様の選択情報の一つになればと思い、歯の審美専門のサイトを開設することにいたしました。
米国テキサス大学審美歯科のアメリカ流のコンセプトと日本の特性を生かした
最近のコンセプトによる歯の審美性の違いや今後の方向性を記述していきます。
材料の進化とは、どのようなことでしょうか?
それは、ジルコニアやe.max、CAD/CAM、接着材料・技法の進化によるコンセプトの変化にあります。それは、メタルフリーで安心して長期的(20年)に使用できることを意味します。
また、一般的に、従来の審美のイメージでは、
歯をざっくり削って一度に全部の歯を差し歯に変えるというイメージであったり、
歯肉を切取ってもってきたりという侵襲が強く元にも戻らないという問題がありました。
そこまでして歯の審美性を追及するのは気が引けて嫌だという方も多いと思います。
ダイレクトボンディング法やヒアルロン酸、パーマネントマニキュアなどは、
低侵襲であったり、元に戻せるいう特徴を持っているため、
安心して歯の治療を受やすく貴方の気になる歯の要素を解決する可能性が高まります。
もちろん、銀歯や銀の詰め物を白いセラミックへの交換や従来型の金属が一部入った
セラミックをオールセラミックへの交換も可能です。
丸の内デンタルオフィスの十分なカウンセリングと熟練した技術、最新の材料により、
貴方の希望をかなえることができますので、きっとご満足いただけることと思います。
当医院の歯の審美が貴方のお役に立てることを願っております。
まず、日本の東ソー株式会社(TOSOH)はジルコニア粉末世界シェア6割という、この東ソーの精度の高いジルコニアなくしては、歯科領域(9割)でのジルコニア治療は安心して治療出来ないということになります。
安心するには、ジルコニアを歯に使用した際、硬くて割れにくいという性質が必要です。1980年から取り組まれ、1983年に工場建設。2010年にZpexという透明感を増したジルコニアを開発。2013年カラーグレードを追加。
以前のジルコニア単体で歯をつくると、色がチョークのようで、審美的に口腔内に入れることには抵抗がありました。これは無理というレベルだったのです。硬さも扱ったことのない硬さで、従来の調整法では時間が非常にかかりました。CAD/CAMの精度もあまく適合しているとはいえない代物でした。
それが、透明感を増した製品に移行しようやく細かい色を気にしなければ、口腔内に入れられる物になってきました。CAD/CAMの精度も従来のレーザーから、光の種類を変えアンダーカットも映し出すことができるようになり、適合精度も80μから15μ程度へと格段に良くなりました。しかし直接口腔内でスキャンするセレックはテキサス大では使用しなくなったそうです。
2013年のカラーグレードを追加されたことで、これから、各メーカーより審美的(奥歯)に対応できるジルコニアが発売されていくことになります。
歯の審美はなぜジルコニアに移行するのでしょうか?それは、従来の歯の治療での悩ましいセラミックの強度不足による破折や欠けにあります。
透明度がなくチョークのような色の時代では、ジルコニアにセラミックを盛り審美性を回復しました。従来型のセラミック(ベースが金属)よりいいとのことで。
しかし歯ぎしりにより強固な力がかかるとやはり、表面のセラミック強度が増している訳ではないので、割れる可能性は変わらず、マウスピースにより歯ぎしりのクッションとしての対症療法を追加する必要性がありました。
逆に、ジルコニアとセラミック間の接着システムが十分ではなく、従来型のメタルボンドタイプのほうが、歴史が長い分安定していました。
歯ぎしりや咬む力の弱い人には、奥歯でも普通にセラミック治療ができたのですが、歯ぎしりがある方はややリスクがあります。
ジルコニアは、従来型セラミックの強度の約10倍の硬さがあり安心して奥歯の治療に使用でき、色調も改善されてきているため、奥歯の治療の中心となっていくことでしょう。透明性向上とCAD/CAMの精度向上は、ジルコニアを第一選択としていくことになるようです。
e.maxはセラミックの硬さの4倍位の表面硬さがあり、ジルコニアと比べ、材質に透過性もあり、審美的治療を行う際、優先順位はe.maxのほうが上となります。イメージ的にはジルコニアと思われがちですが、e.maxは単冠では、通常のメタルボンドと比べ、非常に審美的です。e.maxの場合は、CAD/CAMだけではなく、プレスも可能なため、適合性は、ジルコニアより上となります。日本での場合は、米国の技工士と違い、面倒くさがらないため、臼歯のプレスを作製してくれるため、臼歯でのe.maxという選択が可能です。これは、健康保険での安価なクラウンを大量生産する習慣により、プレスの価値がまだ低いせいだと考えられます。
インレーやアンレー(詰め物)はジルコニアのCAD/CAMは適合性にはまだまだ問題があり、e.maxプレスが現状ではベストな選択となってきます。e.maxはハイブリッドセラミックと比べ非常に艶があり、艶も持続します。問題は、e.maxの調整は、ハイブリッドよりはるかに時間がかかるということでしょうか。
審美性でいうとセラミックが1番、e.maxが2番、ジルコニアが3番です。
硬さでいうとジルコニア1番、e.max2番、セラミック3番です。
セラミックは透明性が高く、ラミネートベニアに使用されますが、強度が低く、歯ぎしりするかたで切端咬合の場合は、割れやすくなります。自分の歯質(エナメル質)が十分に裏打ちされている場合は、だいぶいいですが、皆が同じ手法で同じような結果が得られるということはありません。
虫歯で歯質があまりなかったり、神経を取ってある歯であったり、歯質が変色している歯であったり、以前従来型のセラミックが入っていたりした場合は、それぞれ適応が変わってきます。
象牙質への接着とエナメル質への接着では、まるで違うからです。歯ぐきの縁下まで削ってある場合も接着精度に違いがあります。辺縁から浸出液が出てきて、接着力が落ちるためです。
歯ぎしりする場合の上顎前歯の舌側面はジルコニアやe.maxだと割れにくいと言えます。健康保険での前装冠は前装部強度が弱いために舌側はメタルですが、舌側ジルコニアとする場合メタルよりやや透けるため、唇側表面にポーセレン盛りで審美性を確保することが可能ですが、e.maxも唇側にポーセレン盛れるため、現状ではe.max前装のほうが審美性が高いといえます。しかし、e.maxはブリッジがほぼできないため、ブリッジの設計では、ジルコニアにするしかありません。大きな設計になるとポーセレンやe.maxでは対応できないということになります。
米国では、このジルコニア審美が進んでいます。2013年のカラータイプが出る前の時点でかなりの審美性を確保できており、それに伴い、ジルコニアの特性を生かした、形成、接着、適応などの治療体系をコンセプト化して取り組めています。審美歯科での治療後のもちは20年~25年といわれており、20年おきにやりかえるのが前提となっています。一生は持たないのです。ジルコニアの特性を生かして薄くても割れないという前提にたってエナメル質の極力温存と縁上マージンにより漏えいを防ぎ、より長くもつ補綴を目ざしている状況となっています。
セラミストは、審美性確保のため、十分な削除量を求めてきますが、薄い中でいかに表現できるかに移ってきています。全顎だと500万円から1000万円かけておこなった治療が一生モノではなく20年おきにかかると、皆がみな治療費を出せる訳ではないでしょう。
2014年4月の健康保険の改定で、小臼歯の被せ物に白い被せ物(CAD/CAM クラウン)が適応になりました。
保険点数が安価に抑えれているので、技工所に出す場合、熟練技工士に出せる訳ではなく、適合精度の追及も困難ですが、健康保険で白い歯が入るという現実は、非常に画期的な改定だったと思います。
一般の人は、歯科医師が、健康保険で歯科治療を全て良質に賄えるはずで、自由診療と健康保険治療では、白いか銀かのモノの問題だけで、技術的には、歯科医師はベストを尽くしてくれているはずだと考えられているように思いますが、現実的には、困難です。
腕がいいと、同じ時間で精度のよいものができるのではないか?と思われるでしょうが、精度を上げるには、より多くの治療時間を必要とします。丸の内デンタルオフィスでは、1時間~2時間に1人という予約時間を確保していますが、1時間や2時間みっちり、治療をし続けても時間めいいっぱいかかることのほうが多いです。
健康保険では、非常に安価で気軽に治療が受けられる代りに、1回の時間は30分単位で並列診療を行い1日20人~25人もの治療を行う流れの一環の中で、白い歯を入れなくてはいけないのです。白い歯の調整は、金属より丁寧に扱わないといけないのですが、同じ単位時間で済まするのは大変です。
健康保険を中心とした歯科医院でも、自由診療のセラミック治療は、自由診療を中心としたクリニックと同じようにできますが、作業工程やシステムの違いと、慣れの問題で治療結果が違ってしまうだけでしょう。
自由診療ばかりやっているから腕がいいという訳ではありません。小人数しか診療しなくていいのであれば、俺だってピカイチのものが作れるという先生も大勢日本にはいらっしゃるのです。
ある意味、日本人は非常に器用で精度の良いものをつくる能力に長けていると言えますが、健康保険制度というルールの元では、本気の力が発揮しにくいのです。
実需として、健康保険の料金を希望されている人が大半だとすると、その需要に応えるのは歯科治療の理想とはかけ離れてしまいますが、しかたないと思われている先生が多いのが現状だと思います。
その中で、健康保険制度で小臼歯に白い歯が入ることになったという改定は、ここ数十年の歯科の中では画期的出来事だと私は感じています。テレビに映った日本人の多くが笑うと、銀がキラリと見えてしまうことは多いと感じていますが、これからは、かなりの人が、銀のキラリが無くなるかもしれないと思うと、うれしくなります。
色がぴったりじゃなくても、銀か白かでいうと白の方が審美的には絶対いいと思います。もともと歯に銀色は無いのですから。奥歯の大臼歯は今回適応になりませんでしたが、そこまで欲を言わなくても、小臼歯までは白く作れることになったことは、歯科界としては喜ばしいことだと思いますし、時代のニーズにも合っていると思います。
こらから先の改正で、大臼歯にも白い歯が入れられるようになったり、前歯にセラミックが入れられるような時代がくると日本人の歯から銀が消えていくのではないかと思いますが、国民のみなさんが健康保険でセラミックの歯やインプラントが入れられるように要望してほしいものです。
歯の審美のデメリットについて、歯科医師としての見解についてお話しします。
個人的には、歯は削らないほうがいいですし、歯の神経もとらないほうが当然いいです。しかし、人生は1回きりなので、コンプレックスに感じるようであれば、最小限の侵襲で、満足できるようにすることが、歯科医師としての務めだとも思います。
歯の審美的内容としては、前歯では、詰め物、ラミネートベニア、セラミッククラウン、ホワイトニングがあげられますが、虫歯での治療による詰め物の審美的修復は既に削られている部分の修復で仕方ないので、心は痛みません。
健全歯へのラミネートベニアやセラミッククラウンは、やや心痛みます。健全な歯質を大なり小なり削るからです。歯を削って得られる価値がどれくらいあるかどうかの天秤にかけることになります。歯の審美治療に限らず、歯科での人工的な補綴物の寿命は20年から25年が目安なので、30歳の時に処置するのであれば、うまくいっていても50から55歳くらいでもう一度処置を行うのが目安となります。
一度費用をかけて治療すればいいという訳ではなく、決して一生ものという訳ではありません。一度削ると、もう一度くらいはやり直すことになるので、治療費ももう一回分くらいは考えておく必要があります。
歯の矯正の場合は、歯の並びを変えるだけなので、補綴物のようにもう一度やり直すという必要はありませんが、歯の移動に伴った歯槽骨の吸収や、便宜的に歯を抜いたり、歯の動揺が出たり、顎関節症になったりと美しい歯ならびを手に入れる代償が発生する可能性はゼロではないのです。
歯の審美治療の中では、ホワイトニングによるデメリットとしてはさほど意識しなくてもいいかもしれません。歯を削っている訳ではないので、ダメージとしては歯の表面のみで、時間と共に解決する可能性が高いからです。
さまざまな代償が発生するリスクはありますが、一生に一度の人生の中で、美しさを手にする可能性は非常に大切な要素であることは間違いありません。美しい歯や白い歯、美しい歯並びは、見る人の印象を変え好印象を持たれることで、人生もまたいい方向に変わってくれる可能性を秘めているからです。
大なり小なり天秤にかけることになると思いますが、満足のいく人生を送るための大切な専門技術のひとつですので、歯の治療を行う医師に十分相談されるとよいかと思います。
歯の審美的内容・治療費・治療期間などについて、ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談・お問合せください。
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といったお悩み相談でも構いません。
あなたさまからのお問合せをお待ちしております。
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