治療の説明:セラミック治療による上顎歯列の右に傾いた並びを真っ直ぐにみえるように改善しています 左上1根元の黒く見える部分を改善しています
治療の費用:セラミッククラウン技工士ハイレベル1本25万円、ラミネートべニア1本20万円
治療のリスク:歯軸を真っ直ぐにみえるようにするのに歯根の位置とセラミックの位置が不自然となり、清掃性が落ちる可能性があります ラミネートべニアは歯質を大きく削ることになり、貼り付ける形状から、クラウンに比べ剥がれやすく、接着がしにくくなっています
治療の説明:マウスピース矯正にて上前歯をひっこめ、古いセラミックをジルコニアセラミック4本で治療し、色も明るくなるように改善しています
治療の費用:マウスピース矯正40万円、ジルコニアセラミック14万円×4本、ボトックス、ホワイトニング
治療しないリスク:くいしばりが強く、前歯が突き上げられ、年々前に出てきて、歯の周りが黒くなってきて悩んでいた
治療の説明:下前歯叢生をマウスピース矯正で改善し、上前歯は酸蝕症で短くなってしまっていた歯をセラミック治療で改善希望
治療の費用:全顎マウスピース矯正80万円、せラミック14万円×6本、ホワイトニング
治療しないリスク:酸蝕の影響を最小限にするため、口蓋側をカバーできるセラミッククラウンを選択、下前歯は、叢生で歯磨きが困難でした
治療するリスク:上前歯セラミックにするために削合、下前歯を歯列に収めるため削合
治療の説明:上顎前歯4本の乱ぐい歯をセラミッククラウンにて歯列と歯の形状を整えています セラミッククラウンは歯を台形に大きく削り型を取って、技工士に依頼したセラミックを被せる治療です
治療の費用:セラミック1本15万円×4
治療のリスク:歯を大きく削ります 元の歯の位置に影響されるため、理想的な歯並びにはなりません セラミックなので、天然の歯質に比べ、質感が落ちます 経年劣化するため将来的に歯根が露出する部分が目立つ場合があります
当院では完全個室制とさせていただいており、別のお客様と治療の時間帯が被ることもございません。
カウンセリングの時間をしっかりとることで、お客様の悩み、要望を正確に把握し、それにあった最適な治療法を提案させていただきます。
当院での治療はすべて伊藤院長による施術で行われます。院長以外の方による治療はないのでご安心ください。
丸の内デンタルオフィスのホームページをご覧いただきありがとうございます。院長の伊藤寛です。
丸の内デンタルオフィスでは、今求められているさまざまな歯科治療への要求に歯科医院としてできるだけ対応できるよう努力しています。
他院で難しかったことも対応可能となる場合もあり、治療を行う際には、カウンセリング・診断の上、十分なご理解をいただいた上で、納得のいく最善の治療を二人三脚で行って参ります。
ーー経歴ーー
・国際インプラント学会指導医
・日本歯科審美学会会員
・国立長崎大学歯学部卒
・Japan Medical Organization 認定医
・医療新聞社の「名医のいる病院」日本の歯科5選2018年出版に選出
ーーーーーー
精密審美セラミック歯科治療・マウスピース矯正・インプラント治療を中心に治療しています。
ラミネートべニアは、歯の表面の(エナメル質の範囲内の0.5~0.7mm)を薄く削って、ポーセレン(セラミック)をつけ爪のように張り付ける治療方法です。
歯が元々小さく隙間がある場合などでは、歯を削らずにエナメル質の表面処理をするだけで、ラミネートベニアができる場合もあります。
接着材の進化により、よりしっかりくっつくようになってきているおかげです。エナメル質と象牙質では、接着力に違いがあり、エナメル質の方が断然くっつき易く、耐久性も格段に違います。人工物ではありますが、エナメル質の範囲内でのラミネートベニアは予知性の高い治療となっています。
質感はセラミックのツルツル感が気持ちいいですし、汚れも付きにくく、満足度は高い治療法ですが、歯肉縁下にマージン設定されていたりすると、長期の使用で、漏えいし着色する可能性が残ります。切端部のトラブルとしては、咬み合わさる歯との咬合による欠けや割れです。
切端部を覆う形状の場合で、咬み合せが浅い場合は、やり直しになる可能性が高まります。
虫歯が大きい場合にラミネートベニアを検討することも多いですが、この場合は、接着がエナメル質ではなく、コンポジットレジンであったり、一部象牙質にかかったりすると、下地の強度に斑がでるので、長期使用は、エナメル質だけの場合に比べ劣る可能性が高くなります。
治療直後であれば、綺麗に仕上げることは可能であっても、長期的に維持できなければ、満足度は下がってしまいます。
ラミネートベニアという術式をやれば、皆同じ結果が得られるという訳ではないのです。元々の下地の歯の色が非常に濃い場合と、通常の歯の色の場合とでは、同じレベルで歯を白さを出すことはできません。比べると差がでてしまいます。
ラミネートベニアは、私自身、健康な歯の表面を削るのに抵抗があり、あまり熱心にはやってきませんでした。ただ、大きな虫歯があったり、もともと色が濃かったりした場合、人生は一回きりな訳ですしコンプレックスに感じる方も当然沢山おられます。そのような方の希望を叶えてあげられるよう、私たち歯科医師は研鑽を続けなければいけないでしょう。
実際に、唇側のエナメル質をラミネートべニアの厚み分削除が必要なため、やはり決心がいります。もともとの歯質の色が暗い場合は決心しやすいかと思いますが、健康でそこそこ明るい歯質で虫歯がない場合は、ホワイトニングやマニキュアを試すことをお勧めしています。
下地が明るくなるとラミネートべニアを行う際にも、下地の色をひろいにくくなるため、治療としてはやりやすくなります。
丸の内デンタルオフィスは、2004年よりインプラント治療・歯の審美性・精密歯科治療・矯正歯科治療を中心に診療を行ってきましたが、20年に一度といわれている素材・技術革新により歯の審美性が変化してきたため、皆様の選択情報の一つになればと思い、歯の審美専門のサイトを開設することにいたしました。
材料の進化とは、どのようなことでしょうか?
それは、ジルコニアやe.max、CAD/CAM、接着材料・技法の進化によるコンセプトの変化にあります。また、一般的に、従来の審美のイメージでは、
歯をざっくり削って一度に全部の歯を差し歯に変えるというイメージであったり、
歯肉を切取ってもってきたりという侵襲が強く元にも戻らないという問題がありました。
そこまでして歯の審美性を追及するのは気が引けて嫌だという方も多いと思います。
ダイレクトボンディング法やヒアルロン酸、パーマネントマニキュアなどは、
低侵襲であったり、元に戻せるいう特徴を持っているため、
安心して歯の治療を受やすく貴方の気になる歯の要素を解決する可能性が高まります。
もちろん、銀歯や銀の詰め物を白いセラミックへの交換や従来型の金属が一部入った
セラミックをオールセラミックへの交換も可能です。
丸の内デンタルオフィスの十分なカウンセリングと熟練した技術、最新の材料により、
貴方の希望をかなえることができますので、きっとご満足いただけることと思います。
当医院の歯の審美が貴方のお役に立てることを願っております。
まず、日本の東ソー株式会社(TOSOH)はジルコニア粉末世界シェア6割という、この東ソーの精度の高いジルコニアなくしては、歯科領域(9割)でのジルコニア治療は安心して治療出来ないということになります。
安心するには、ジルコニアを歯に使用した際、硬くて割れにくいという性質が必要です。1980年から取り組まれ、1983年に工場建設。2010年にZpexという透明感を増したジルコニアを開発。2013年カラーグレードを追加。
以前のジルコニア単体で歯をつくると、色がチョークのようで、審美的に口腔内に入れることには抵抗がありました。これは無理というレベルだったのです。硬さも扱ったことのない硬さで、従来の調整法では時間が非常にかかりました。CAD/CAMの精度もあまく適合しているとはいえない代物でした。
それが、透明感を増した製品に移行しようやく細かい色を気にしなければ、口腔内に入れられる物になってきました。CAD/CAMの精度も従来のレーザーから、光の種類を変えアンダーカットも映し出すことができるようになり、適合精度も80μから15μ程度へと格段に良くなりました。しかし直接口腔内でスキャンするセレックはテキサス大では使用しなくなったそうです。
2013年のカラーグレードを追加されたことで、これから、各メーカーより審美的(奥歯)に対応できるジルコニアが発売されていくことになります。
歯の審美はなぜジルコニアに移行するのでしょうか?それは、従来の歯の治療での悩ましいセラミックの強度不足による破折や欠けにあります。
透明度がなくチョークのような色の時代では、ジルコニアにセラミックを盛り審美性を回復しました。従来型のセラミック(ベースが金属)よりいいとのことで。
しかし歯ぎしりにより強固な力がかかるとやはり、表面のセラミック強度が増している訳ではないので、割れる可能性は変わらず、マウスピースにより歯ぎしりのクッションとしての対症療法を追加する必要性がありました。
逆に、ジルコニアとセラミック間の接着システムが十分ではなく、従来型のメタルボンドタイプのほうが、歴史が長い分安定していました。
歯ぎしりや咬む力の弱い人には、奥歯でも普通にセラミック治療ができたのですが、歯ぎしりがある方はややリスクがあります。
ジルコニアは、従来型セラミックの強度の約10倍の硬さがあり安心して奥歯の治療に使用でき、色調も改善されてきているため、奥歯の治療の中心となっていくことでしょう。透明性向上とCAD/CAMの精度向上は、ジルコニアを第一選択としていくことになるようです。
e.maxはセラミックの硬さの4倍位の表面硬さがあり、ジルコニアと比べ、材質に透過性もあり、審美的治療を行う際、優先順位はe.maxのほうが上となります。イメージ的にはジルコニアと思われがちですが、e.maxは単冠では、通常のメタルボンドと比べ、非常に審美的です。e.maxの場合は、CAD/CAMだけではなく、プレスも可能なため、適合性は、ジルコニアより上となります。日本での場合は、米国の技工士と違い、面倒くさがらないため、臼歯のプレスを作製してくれるため、臼歯でのe.maxという選択が可能です。これは、健康保険での安価なクラウンを大量生産する習慣により、プレスの価値がまだ低いせいだと考えられます。
インレーやアンレー(詰め物)はジルコニアのCAD/CAMは適合性にはまだまだ問題があり、e.maxプレスが現状ではベストな選択となってきます。e.maxはハイブリッドセラミックと比べ非常に艶があり、艶も持続します。問題は、e.maxの調整は、ハイブリッドよりはるかに時間がかかるということでしょうか。
審美性でいうとセラミックが1番、e.maxが2番、ジルコニアが3番です。
硬さでいうとジルコニア1番、e.max2番、セラミック3番です。
セラミックは透明性が高く、ラミネートベニアに使用されますが、強度が低く、歯ぎしりするかたで切端咬合の場合は、割れやすくなります。自分の歯質(エナメル質)が十分に裏打ちされている場合は、だいぶいいですが、皆が同じ手法で同じような結果が得られるということはありません。
虫歯で歯質があまりなかったり、神経を取ってある歯であったり、歯質が変色している歯であったり、以前従来型のセラミックが入っていたりした場合は、それぞれ適応が変わってきます。
象牙質への接着とエナメル質への接着では、まるで違うからです。歯ぐきの縁下まで削ってある場合も接着精度に違いがあります。辺縁から浸出液が出てきて、接着力が落ちるためです。
歯ぎしりする場合の上顎前歯の舌側面はジルコニアやe.maxだと割れにくいと言えます。健康保険での前装冠は前装部強度が弱いために舌側はメタルですが、舌側ジルコニアとする場合メタルよりやや透けるため、唇側表面にポーセレン盛りで審美性を確保することが可能ですが、e.maxも唇側にポーセレン盛れるため、現状ではe.max前装のほうが審美性が高いといえます。しかし、e.maxはブリッジがほぼできないため、ブリッジの設計では、ジルコニアにするしかありません。大きな設計になるとポーセレンやe.maxでは対応できないということになります。
米国では、このジルコニア審美が進んでいます。2013年のカラータイプが出る前の時点でかなりの審美性を確保できており、それに伴い、ジルコニアの特性を生かした、形成、接着、適応などの治療体系をコンセプト化して取り組めています。審美歯科での治療後のもちは20年~25年といわれており、20年おきにやりかえるのが前提となっています。一生は持たないのです。ジルコニアの特性を生かして薄くても割れないという前提にたってエナメル質の極力温存と縁上マージンにより漏えいを防ぎ、より長くもつ補綴を目ざしている状況となっています。
セラミストは、審美性確保のため、十分な削除量を求めてきますが、薄い中でいかに表現できるかに移ってきています。全顎だと500万円から1000万円かけておこなった治療が一生モノではなく20年おきにかかると、皆がみな治療費を出せる訳ではないでしょう。
歯の審美のデメリットについて、歯科医師としての見解についてお話しします。
個人的には、歯は削らないほうがいいですし、歯の神経もとらないほうが当然いいです。しかし、人生は1回きりなので、コンプレックスに感じるようであれば、最小限の侵襲で、満足できるようにすることが、歯科医師としての務めだとも思います。
歯の審美的内容としては、前歯では、詰め物、ラミネートベニア、セラミッククラウン、ホワイトニングがあげられますが、虫歯での治療による詰め物の審美的修復は既に削られている部分の修復で仕方ないので、心は痛みません。
健全歯へのラミネートベニアやセラミッククラウンは、やや心痛みます。健全な歯質を大なり小なり削るからです。歯を削って得られる価値がどれくらいあるかどうかの天秤にかけることになります。歯の審美治療に限らず、歯科での人工的な補綴物の寿命は20年から25年が目安なので、30歳の時に処置するのであれば、うまくいっていても50から55歳くらいでもう一度処置を行うのが目安となります。
一度費用をかけて治療すればいいという訳ではなく、決して一生ものという訳ではありません。一度削ると、もう一度くらいはやり直すことになるので、治療費ももう一回分くらいは考えておく必要があります。
歯の矯正の場合は、歯の並びを変えるだけなので、補綴物のようにもう一度やり直すという必要はありませんが、歯の移動に伴った歯槽骨の吸収や、便宜的に歯を抜いたり、歯の動揺が出たり、顎関節症になったりと美しい歯ならびを手に入れる代償が発生する可能性はゼロではないのです。
歯の審美治療の中では、ホワイトニングによるデメリットとしてはさほど意識しなくてもいいかもしれません。歯を削っている訳ではないので、ダメージとしては歯の表面のみで、時間と共に解決する可能性が高いからです。
さまざまな代償が発生するリスクはありますが、一生に一度の人生の中で、美しさを手にする可能性は非常に大切な要素であることは間違いありません。美しい歯や白い歯、美しい歯並びは、見る人の印象を変え好印象を持たれることで、人生もまたいい方向に変わってくれる可能性を秘めているからです。
大なり小なり天秤にかけることになると思いますが、満足のいく人生を送るための大切な専門技術のひとつですので、歯の治療を行う医師に十分相談されるとよいかと思います。
歯の審美的内容・治療費・治療期間などについて、ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談・お問合せください。
お気軽にご連絡ください
といったお悩み相談でも構いません。
あなたさまからのお問合せをお待ちしております。
月曜日~金曜日
(土・日・祝は休診)
10:00~13:00
14:00~19:00
1時間に1人の完全予約制です